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新歓ハイク

社会交通工学科 2年 0038番 小野 亮

0.はじめに

 5月15日、新入生歓迎の新歓ハイクが行われた。行程は以下の通りである。
  • 下高井戸駅に集合⇒東急世田谷線⇒東急田園都市線⇒電車とバスの博物館⇒溝の口で昼食⇒廃線跡を歩き、横浜赤レンガ倉庫



1.東急世田谷線乗車

 9時に京王線下高井戸駅に集合し、東急世田谷線の下高井戸駅に移動した。東急世田谷線は東京都内に残っている路面電車形式の軌道線である。ほぼ全線が専用軌道となっている。駅間距離はすべて1km未満。路面電車タイプの電車を使用している。
 途中の山下駅でOBのIさんが突然登場し、皆驚いていた。Iさんは静岡から小田急に乗って来てくれた。約18分で終点の三軒茶屋に到着した。三軒茶屋からは東急田園都市線に乗り、電車とバスの博物館の最寄り駅である宮崎台駅に向かった。


写真1 東急世田谷線の車両



2.電車とバスの博物館

 宮崎台で下車し、メイン会場である博物館に10時に到着。入口は長い通路で、入口には実際の電車が来る時間になると踏切が閉まる仕組みになっている実物の模型?が展示されており、連動して閉まるのが印象的だった。博物館には玉電時代の古い車両、古いバス、運転シミュレータなどが展示されている。その中に扉の開閉や車掌体験ができる古い車両があった。そこでO氏が自らが考えた架空鉄道の車内放送を始めた。古い車両でもスピーカーはしっかりと作動していたため車内にいた一般の人まで良く聞こえたことだろう。
 昼食の時間の都合で11時半に出発し、溝の口に向かった。溝の口の「ひゃくてん」という店でカレー、カルビ、冷麺などが食べられる店で昼食をとった。
 溝の口からは東急大井町線・東横線に乗り横浜駅に向かった。横浜駅で列車から降り、エスカレータで上っていたところ、物凄く大きな汽笛が響いた。一部の部員が出発する列車を撮影していたら、TZ氏がホーム柵から身を乗り出して撮影したため、汽笛が鳴らされたようだった。さらに、またもやハプニング発生!一部の部員が特急に乗らずに各駅停車に乗ったことにより、多くの会員は横浜駅で待たなければならなくなってしまった。



3.廃線跡を歩き横浜レンガ倉庫へ

 横浜駅をさまよいながらも地上に出て山下臨港線プロムナードという廃線跡の起点がある桜木町まで歩いて向かう予定だった。しかし、そこでハプニング発生!しばらく歩いたところで案内板を見て、一部の部員が勝手に新高島駅の方向へ歩いて行ってしまった。その一方で案内板の前で立ち止まる部員もいたためグループが分かれてしまった。
 しばらく歩くと山下臨港線プロムナードに辿り着き廃線跡を歩いた。線路や橋梁などがまだ残っており、廃線跡は板張りになっているためとても歩きやすく、状態のよい廃線跡だった。廃線跡が終わり、先に新高島駅に向かった部員は30分ほど待ち全員合流し赤レンガ倉庫へ向かった。赤レンガ倉庫へ到着し、海岸で記念撮影をして解散した。



写真2 横浜レンガ倉庫





 
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